自分がいま空腹か
そうでないかを
判別する
簡単な方法

最終更新日:2021/1/22

目標とする体重まで減量するという行為(ダイエット)において、もっとも重要なことは何でしょうか?

運動をすることでしょうか? 筋トレをすることでしょうか? カロリーの低い食事をすることでしょうか? 食事量を減らすことでしょうか? たっぷり寝ることでしょうか? それとも、怪しげな痩せ薬なるサプリメントを飲むことでしょうか?

私が個人的に考えているダイエットにおいてもっとも重要なことは、「自分の食欲をコントロールすること」です。

生物は、食べ過ぎれば太ります。これは人間だけに限ったお話ではありません。犬でも猫でもネズミでも、食べ過ぎれば太るように体というものは設計されています。

「たくさん食べて運動して痩せよう!」という考え方は、はっきりいって無謀です。満腹になるまで食べた食材のカロリーを相殺するだけの運動量というのは、プロのアスリート並みの運動量かそれ以上になります。

プロのアスリートでもない人がそんな大量の運動を毎日するなんて、現実的ではありませんよね。なのでダイエットにおいては、目標を達成するためにもっとも重要なのは「食欲をコントロールする」ことなのではないかと思います。

なので今回は、自分の食欲をコントロールするために、「自分がいま空腹かどうかを簡単に判断できる方法」について考えてみたいと思います。

空腹ですらないのに何かを食べていたら、人は一生痩せることはできないでしょう。

人は腹が減るからメシを食う

当たり前の話になりますが、たったひとつの例外を除いて、我々は「お腹が減る」からご飯を食べたくなります。

満腹状態でも「もっともっとご飯が食べたい!」と考えてしまうような人は、全体としてはほぼ間違いなく少数派のはずです。どんなにグルメな大食いの人でも、満腹になれば、一時的には「これ以上はもう食べたくない…」と思えるはずです。

人は美味しいからメシを食う

先ほど、人がご飯を食べたくなるメカニズムについて、空腹以外にひとつだけ例外があるというお話をしました。

その例外とは、我々は「美味しいからご飯を食べたくなる」ということです。これは、いわゆる「別腹」と言われる現象とほぼ同じものです。

現実的な話、ほとんどの人間は、「お腹がペコペコではなくても美味しいものは食べれるし食べたいと思う」ものです。

そして美味しい食べ物というのは、えてして「高塩分」で「高カロリー」のものが多い傾向にあります。

塩分が多ければ体内に保持される「水分」が増えて、結果として体重が増加してしまいます。カロリーが多ければ、余分な脂を体に溜め込むために体がどんどん「脂肪細胞」を生産して、結果として体重が増えてしまいます。

美味しくない食事を
無理して食べる人はいるのか?

全員が全員そうであるとは言いませんが、私の場合は、満腹時でも空腹時でも、「美味しくない食事」というのはあまり食べたくはありません。

よっぽどの空腹時であればある程度おいしくない食事でも美味しく食べれますが、胃袋が満腹状態に近づけば近づくほどに、美味しくない食事を「もっと食べよう!」という気はどんどん失せていきます。

つまり、もしこの法則が当てはまる人間なのであれば、常に「美味しくない食事」を食べていれば、太るほどに食べ過ぎることはまずなくなるわけです。

しかしこの方法には大きな問題があります。その問題とは、「不味いメシばっかり食べていると人生が楽しくなくなる」という問題です。

これはけっこう深刻な問題でして、この状態が続くと毎日が楽しくなくなりますし、ダイエットを継続しようとする前向きな気力が恐ろしいスピードで失せていきます。

自分がいま空腹かどうか、
どうやって判別していますか?

たとえば、人間の食欲には「①満腹」と「②満腹と空腹の中間」と「③空腹」と「④飢餓状態」の4つの状態があるとしましょう。

あなたは今の自分の状態が、この4つのうちのどれに該当するのか、どうやって判断していますか?

①の「満腹」はとても分かりやすいですね。ご飯を腹いっぱい食べたあと、「くるしい。もう食べられない…」と思える状態が満腹だといえるでしょう。

④の「飢餓状態」も比較的わかりやすい状態です。この状態は、2日か3日くらい絶食をした経験のある人には理解してもらいやすいと思います。この状態になると、頭のなかはもう高カロリーな美味い食事を食べることしか考えられなくなります。

問題は、②の「満腹と空腹の中間」と ③の「空腹」です。

私の個人的な経験としては、自分がいま感じている「食べたい」か「食べたくない」かという欲求だけを基準にしていては、自分がいま「満腹」か「それ以外の状態」かの判断しかすることができません。

なぜかというと、私は満腹時以外は、常になにか「美味しいものを食べていたい」からです。なので自分の「食べたい」という欲求だけを基準に自分がいま空腹かどうかを判断しようとすると、私の場合は1日のうちの大半は常に「空腹状態」ということになってしまいます。

もしそうであるのなら、これで太るなっていうほうが無理な話になってしまいますよね。

こうすれば空腹かどうかを
簡単に判断できる

なので自分がいま空腹かどうかを判断するときは、自分の「食べたいかどうか」という欲求には、あまり素直に従うべきではありません。

そこで私の場合は、客観的な空腹の判断の基準として、「美味しくない食事をあえて食べてみる」というテストをすることにしています。

たとえば、昨日の晩御飯の残りの「冷えた白飯」があるとします。これを目の前において食べたいと思うのか、そして、実際に食べてみて「おいしい!」と思えるのかで、自分がいま本当に空腹状態なのかどうかを判断します。

もしこの何の味付けもしていないシンプルな冷や飯が「おいしい!」と思えるのならば、今の自分は空腹状態なんだなと判断できます。もしこの冷や飯に対してなんの食欲も湧かないのであれば、今の自分はまだ空腹状態ではないと判断して間違いはないでしょう。

こうすることで、無駄なカロリー摂取を控えることができます。この方法の最大の利点は、テストをとおして「必須ではない食欲を抑制」できる点です。

極端な話、ずっと満腹状態が続くのであれば、人はガリガリになって餓死する直前になったとしても、最後まで「食べたい!」という欲求は湧かないはずです。

人が太るのは食べ過ぎるからであり、食べ過ぎる原因は多くの場合それが「美味しいから」です。「美味しい」は「お腹空いてない」を凌駕します。

この原始的な強い脳の反応に対して、「理性」や「根性」などという不確かな安全装置に期待をしてはいけません。理性や根性では生物の根源的な欲求である食欲に打ち勝つことはまずできません。

なのでこのようなテストをとおして「自分がいま空腹なのかそうでないのか」を客観的(?)に判断することで不必要な食欲を抑制してやれば、結果として太らなくてすむし、上手くいけばそれほど苦労なく減量を成功させることができるのではないでしょうか。

今回のお話のまとめ

思っていたよりも話がまとまらずにとっちらかってしまった感じなので、ここらへんで今回のお話を強引にまとめて締めとさせていただきます。

  • 人が太るのは食べ過ぎるせいである。
  • 人が食べ過ぎるのは「空腹」と「美味しい食事」のせいである。
  • 美味しいものを食べたい欲求は不必要な空腹を生み出す。
  • 人は空腹時でなければあえて「美味しくない食事」を食べようとはしない。
  • この性質を利用すれば自分がいま空腹かどうかを客観的(?)に判断できる。
  • 不必要な空腹感を排除できればこれ以上太る可能性をおおいに減らせる。

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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