足のむくみを自分で
なんとかしてみる方法

最終更新日:2021/7/4

足のむくみについてです。

整体的な観点から足のむくみを自分でなんとか改善するには、主に4つくらいの有効な方法があります。

 

 ① 歩く・屈伸運動をする。
 ② 横隔膜を鍛える。
 ③ 摂取する塩分の量を減らす。
 ④ 循環経路の閉じたバルブを開く

 

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

なんで足がむくむのか?

まず足がむくんでしまう原因を確認しましょう。

腎臓がぶっ壊れている場合は置いておいて、整体的な観点から足がむくんでしまう理由は主に3つ考えられます。

 

 ① 静脈とリンパ管の経路が物理的に閉じられている。
 ② 組織液を心臓まで押し返すポンプの圧力が弱い。
 ③ 塩分の取りすぎ。

 

①の理由は、筋肉や筋膜が固まってしまっていることが原因で、静脈やリンパ管やリンパ節が物理的に押しつぶされて中の液体が心臓まで帰れない状態です。

当然むくみます。

 

②の理由は、静脈やリンパ管内の液体を心臓に運ぶための運動エネルギーを生み出すための「筋肉ポンプ」と横隔膜による胸腔と腹腔との「陰圧陽圧の関係」がうまく機能していない状態です。

これも当然むくみます。

 

③の理由は、塩分の取りすぎで体液のNa濃度が上がってしまい、その濃度を下げるために体が過剰に水分を欲してしまうという状態です。

水分過多の状態なので、これまた当然むくみます。

歩く・屈伸運動をする

足の筋肉ポンプの作用を最大化するために、外を歩いたり家の中で屈伸運動などをしてみましょう。

これによりふくらはぎの太い筋肉が収縮したり弛緩したりします。

 

この収縮弛緩の繰り返しによるポンプ作用によって、むくみを作っている余分な組織液は少なからず心臓まで帰っていきます。

よって程度の差こそあれ、まず間違いなくやる前よりもむくみは減ります。

 

ちなみに、リンパ管にも静脈にも逆止弁がついているので、体液の逆流は基本的には起こりません。

横隔膜を鍛える

むくみを作っている余分な組織液を心臓まで戻すためのポンプはもうひとつあります。

それが呼吸によって発生する胸腔と腹腔の陰圧陽圧の関係による、組織液の引っ張りと押し出しの作用です。

 

陰圧は液体を吸い寄せます。ストローを吸うと口の中に水が運ばれます。これは陰圧によって水が引っ張られたからです。

逆に陽圧は液体を押し出します。ストローに息を吐くと水がストローから離れていきます。これは空気の圧力(陽圧)によって水が押し出されたからです。

 

これと同じ現象が、腹式呼吸をしているときの胸の中とお腹の中で起きています。

腹式呼吸は横隔膜を使った呼吸法です。

 

横隔膜を使って息を吸うと腹圧が上がって胸圧が下がります。このとき、腹部のリンパ管や静脈の中にある体液は腹部の陽圧と胸の陰圧で胸に移動します。

つぎに横隔膜と使って息を吐くと、腹圧が下がって胸圧が上がります。このとき、胸部のリンパ管や静脈内にある体液は胸部の陽圧でゴールである心臓に押し出されます。

これが呼吸ポンプです。

 

我々が無意識のうちに行なっている呼吸は、一説によるとほぼ100%が腹式呼吸らしいです。

なので普段から定期的に深呼吸(腹式呼吸)などで横隔膜を鍛えてポンプ作用を強くしておくと、その分まちがいなく足のむくみは少なくなります。

程度の差こそありますが、呼吸ポンプが強くなれば、人体の構造的に足のむくみが減るのは間違いありません。

 

もちろん、逆止弁があるので静脈とリンパ管の逆流は起こりません。

 

塩分の摂取量を減らす

濃い味のお食事は塩分が高いです。

なので日々そのような濃い味のお食事を食べていて、なおかつほとんど汗をかいてない人は、塩分の摂取過多で足がむくんでいる可能性が高いです。

 

そのような場合は、体内に入ってくる塩分量を減らすか、汗を大量にかいて体の外に排出する塩分量を減らすかしないと、むくみを減らすことはできないでしょう。

循環経路の閉じたバルブを開く

いくらポンプが強くても、パイプラインが物理的な力で閉じられていては、内部の液体は心臓まで移動することができません。

なので、足がむくんでいる人は、足の裏から鎖骨までの静脈とリンパ管の経路上にある筋肉と筋膜の固く縮んでいる部分を柔らかくしないといけません。

 

なぜ筋肉と筋膜なのかというと、ほぼすべての静脈とリンパ管とリンパ節は金組織の間か筋膜の間を這うように走行設置されているからです。

なので筋肉や筋膜の癒着や縮みは、そのまま軽度の循環障害やむくみに直結します。

 

閉じたバルブの開け方は、大まかに言えば4つあります。

 

 ① 湯船などで全身を温める。
 ② ストレッチなどをして筋肉と筋膜を伸ばす。
 ③ マッサージなどをして筋肉をほぐす。
 ④ スキンローリングなどで筋膜の癒着を剥がす。

 

①と②の方法は、やる気さえあれば誰にでもできます。

③と④の方法は、自分でするには多少の知識と技術が必要になるでしょう。

 

私の個人的なおすすめは、① → ④ → ②の複合技ですね。ある程度うまく実行できれば、この複合技はかなり効果的です。

できる人は、ぜひ試してみてください。

 

できない人は、できる人に教えてもらってください。これは口で説明するのは難しいです。

Youtubeとかでスキンローリングの動画があるのかな? ちょっと分からないですが、もしかしたら探すと見つかるかもしれないですね。

今回のお話のまとめ

それでは最後に、今回のお話のまとめをさせていただきます。

腎臓がぶっ壊れているとかでなければ、足のむくみは自分でもある程度はなんとかできる。

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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